2001年4月30日(月)〜5月3日(木)まで、Kさんと一緒に木曽・名古屋周辺へ旅行に行ってきました。ゴールデンウィークであったので、渋滞が心配で、夜中に出発したので、渋滞にはまることもなく、初日は島崎藤村の『夜明け前』の舞台になった木曽路へ行きました。そしてそれから美濃へ行き陶器を散策。その後名古屋へ行き、駅周辺をぶらぶら歩いたり、名古屋城を見学、そして知多半島へ行き美しい岬の景色を堪能。また久しぶりに徳川美術館を拝観しました。そして岐阜へ行き徳川家康と石田三成の合戦の場である関ヶ原の古戦場を訪れました。またその近くの大垣という所を寄り、松尾芭蕉の『奥の細道』の最後の地を訪ねました。さらに豊橋へ行き、豊橋総合動植物公園に寄り浜名湖を回って来ました。全体を通して、天候も良く、非常に楽しい旅行が出来ました。それではこの旅行の写真を一部紹介したいと思います。























上の写真2枚は木曽路の風情ある町並みと、素晴らしい景色です。木曽路は馬籠から妻籠まで約8qあり、そこを頑張って歩きましたが、その甲斐があって本当に美しい景色を見ることができました。


右の写真は木曽路の途中にある「藤村記念館」です。島崎藤村は『夜明け前』の舞台を木曽路に設定してあり、この記念館には初版本や映像での紹介など盛り沢山の内容でした。ちなみに僕が藤村の作品の中で一番好きなものは『破戒』です。











左の写真は名古屋城です。金のシャチホコが神々しく、さらに城内には様々な展示品があり、また城の頂上から見る名古屋市内は大変素晴らしいものでした。












右の写真は名古屋市にある徳川美術館の写真です。ここを訪れるのは2度目ですが、何度訪れても展示品の充実さと保存状態のすばらしさに感動します。ただここが所有している『源氏物語絵巻』はもちろん公開されていませんでしたので少し残念でした。今年は11月に公開されるそうです。








下の写真2枚は、名古屋から太平洋側に行った知多半島の景色と途中の常滑という陶器で有名な地にあった「世界のタイル博物館」です。知多半島からの景色は最高で、向かいにある渥美半島も見ることができました。また博物館には世界各国のタイルが展示されていて今まで見たこともないタイルがたくさんありました。



















下の写真2枚は徳川家康の天下取りの合戦で有名な関ヶ原の古戦場とその近くにある鍾乳洞の写真です。古戦場の周りは何もない所で、ここで戦ったのかぁ〜と思わせるような静寂に包まれた場所でした。また鍾乳洞は、まぁ〜洞窟という感じなのですが、中に流れている水流には鮎が泳いでいたり、突然コウモリが飛んできたりなど驚くことが多かったです。


















右の写真は岐阜県の大垣にある『奥の細道』の結びの地です。松尾芭蕉のあの有名な紀行俳諧はここで終わりました。なんとなく風情を感じるところなのですが、向かいにパチンコ店があって「宝箱」という幟がたくさん掲げてあったのがちょっと興ざめでした。「この幟なからましかば……」というところでしょうか。









下の写真5枚は豊橋市にある「豊橋総合動植物公園」の写真です。園内には博物館もあり化石を実際に触れるコーナーなどがありました。また動物もたくさんいて、相当間近で見ることができました。