XJRジェットニードル交換
ここ最近2,000rpm付近で息つき症状を起こしている感じで
前回のイグニッションに引き続き原因調査をしているのだがなかなか特定に至らない。
そんな中、ニードルが純正の組み合わせとは違っている事が発覚した。
組み合わせをメーカー標準にして様子を見ることとした。
下記にXJR1200の年式によるキャブレターのセッティングデータを記す。
|
’94〜’95(前期型) | ’96〜’97(後期型) |
メインジェット | #95 | ← |
メインエアジェット | #45 | ← |
ジェットニードル・クリップ段数 | 5D66・3/5段 | 5D82・3/5段 |
メインノズル | Y−2 | ← |
パイロットエアジェット | #135 | #120 |
パイロットジェット | #40 | ← |
パイロットスクリュ戻し回転数 | 3 | ← |
まずはタンクを外す。
1番のキャブを例に、全気筒実施。
ダイヤフラムカバー、ダイヤフラムスプリング、ダイヤフラムを外す。
ニードルは2本のネジとスプリング、シートで固定されているのでネジを外す。
外したニードルセットと新品のセット。
ニードルの比較。(左:5D82、右:5D66)
前期型の方が若干全長が長い。
ニードル径はノギスで計測したが、3mmと変わらずだが触った感じだと
ビミョーに前期型の方が太いような気がする。
テーパーの始まりもビミョーに前期型の方が下のような気がする。
クリップをはめてニードルをダイヤフラムに組み込んだら逆順序で組みつけていく。
あとは実走してみてしばらく様子をみる。
100kmほど走ったらプラグチェックをして判断をしてみよう!