タイプRブレーキパッド交換
ようやくジムカーナメタルパッドを入手したので交換。
前準備
パッドの角をヤスリで面取り。
表面はサンドペーパーで軽く面取り。
使用工具は
+ドライバー(1番)、−ドライバー(2、3番)
メガネレンチ(10/12mm、14/17mm)
板ラチェットメガネレンチ(10/12mm)
APブレーキピストンツール(アストロプロダクツ製)
ラチェット+エクステンションバー+APブレーキピストンキューブAP31(アストロプロダクツ製)
クロスレンチ
フロアジャッキ(アストロプロダクツ製2.5t)
輪止め
ケミカルは
パーツクリーナー、キャリパーピストングリス、ブレーキパッドプロテクター
Rブレーキパッド交換
まずはジャッキアップする前にホイールナットを緩め、前輪に輪止めを噛ます。
リアのジャッキポイントはココ。
ナンバープレート真ん中の下にある。
ジャッキアップしたらホイールを外す。
リアにはバックプレートが2箇のボルトで留めてあるので、これをメガネレンチ(10mm)で外す。
次にブレーキホースを固定しているボルトをメガネレンチ(10mm)で外す。
キャリパーボルト2本をメガネレンチ(12mm)で外す。
ボルトが抜けるとキャリパーがフリーになるので、キャリパーを抜く。
外したパッドの厚みと表面。約12,350km使用した状態でこんな感じ。
鳴き止めのシム(純正)は、−ドライバー(3番)で抉って外す。
キャリパーピストンとブラケットをパーツクリーナーで清掃。
ウェスで拭いたら、キャリパーピストングリスをピストンの側面に薄塗り。
ラチェット+エクステンションバー+APブレーキピストンキューブで
キャリパーピストンを時計回りに回して、ピストンを押し戻し、
ブレーキパッド背面のピンがスリットに入る位置にする。
(ラジオペンチなどでも戻せるけど、冶具があった方が圧倒的に楽だよ)
リアブレーキパッド。
ピンが付いている方がピストン側。
ブラケットと接する面に付属のブレーキグリスを塗布。(ウインマックス良心的!)
パッド背面にはブレーキプロテクターを塗布。
外側になるパッドにシムを装着する。
パッドを装着して、キャリパーボルトでキャリパーを固定。
これでパッドの交換は完了。
ホイールを装着してジャッキを降ろしたら、ブレーキをポンピングしてピストンを押し出す。
(これやっとかないと1発目のブレーキ効かなくて冷や汗流す事になる!
そうそう、作業をする時は安全靴とか履いて怪我しないようにするのも大事。
作者もボロくて古いけど安全靴履いて作業してます)
Fブレーキパッド交換
ホイールナットを緩めておいてからジャッキアップするのはリアと同様。
フロントはやむなく片側づつジャッキアップする。(ウマ入らないんだもん)
ジャッキアップしたらホイールを外す。
下側のキャリパーボルトをメガネレンチ(14mm)で外す。
ボルトが抜けるとキャリパーがフリーになり、上側のキャリパーボルトを支点に回転するので
回転させてブレーキパッドを抜く。
外したパッドの背面と厚みと表面。パッド残量警告センサーが付いてるのがさすが純正って感じ。
100,700km使用した状態です。まだ使えそうだけどね。
鳴き止めのシムは、−ドライバー(3番)で抉って外す。
リア同様、キャリパーピストンとブラケットをパーツクリーナーで清掃。
ウェスで拭いたら、キャリパーピストングリスをピストンの側面に薄塗り。
ブレーキピストンツールでキャリパーピストンを戻す。
(ウォーターポンプ・プライヤーなどでも戻せるけど、
その場合はピストンに傷を付けないようにしないとダメ!
もう使わないんであれば付いていたパッドを挟んで使うのがイイ)
ブラケットと接する面に付属のブレーキグリスを塗布。
パッド背面にはブレーキプロテクターを塗布。
外側になるパッドにシムを装着する。
パッドを装着して、キャリパーボルトでキャリパーを固定。
これでパッドの交換は完了。
リアでは書かなかったが本来は、
ホイールを仮装着してジャッキを降ろして、ホイールを本締めするのが手順。
で、ブレーキをポンピングしてピストンを押し出す。
サイドブレーキ引きしろ調整
シフトノブの後ろ側にあるシリアルプレートのカバーを−ドライバー(2番)で抉って外す。
外すとサイドブレーキを覆っているカバーの取り付けネジが出てくるので
+ドライバー(1番)でネジを外してカバーを外す。
サイドブレーキの後ろ側にワイヤー調整ネジがあるので
板ラチェットメガネレンチ(12mm)でワイヤーを一旦緩める。
ココでエンジンを始動。
ブレーキをポンピングし、ブレーキを踏んだ状態でサイドブレーキを
数回引き・戻しする。
で、この作業を数回繰り返す。
あとは実際にサイドを引いてみて、好みの位置でサイドが効く場所に
ワイヤーを張って調整する。
位置が決まったらカバーを取り付けて終了。
あとは実際に乗ってパッドの慣らしを実施。(約150km)
但し、今回はリアが攻撃性の強い競技用メタルパッドなので
慣らし中はサイドターン禁止なのです。うう、引いてみたい誘惑が・・・
慣らしが終わったらリアは普段用に再度交換しなきゃ。