TZRエンジン換装F
いよいよエンジンの組み立て。
リードバルブ
ガスケットに2stオイルをなじませて組み付け。
仮組みしてから最終的にはトルクレンチでトルク管理。
(カーボンリードバルブ再登場!)
YPVSバルブ
ガスケットとOリングに2stオイルをなじませてバルブに組み付け。
次いでバルブをシリンダーにはめ込む。はめ込んだら連結ボルトをトルクレンチで締め。
最後にジョイント側のスラストプレートをトルクレンチで締める。
ピストン(1)
前から見て内側になる方に、先にサークリップを組み付け。
トップリングとセカンドリングをピストンのノックピンと合い口に合わせて組む。
小端ベアリングを2stオイルをなじませてコンロッドに組み付け。
ピストン(2)
今回の目玉、ピストンピン。RZV500用!
画像じゃ判り辛いかもしれないけど、若干肉厚が薄い。ピストン周りの軽量化狙い!
ピンとピストンに2stオイルをなじませてコンロッドに組み付け。
外側のサークリップを組み付けて固定。
シリンダー
ベースガスケットに2stオイルをなじませる。
シリンダー、ピストン、大端ベアリング部に2stオイルをなじませる。
シリンダーが入ったら、スレッドコンパウンドをスタッドボルトに塗布してトルクレンチで締め。
YPVSジョイント
ネジにスレッドコンパウンドを塗布してトルクレンチで締め。
シリンダーヘッド
ガスケットに2stオイルをなじませてシリンダーに置く。
スレッドコンパウンドをスタッドボルトに塗布してトルクレンチで締め。
(シリンダーヘッドのボルト部には番号が刻印されているので、その順番に従う)
YPVSカバー・プーリー
ネジにスレッドコンパウンドを塗布してトルクレンチで締め。
組み立て完了。
今回はここまで。次回は車体に載せる。