10.「’96.11」モルディブ(ナカチャフシ)

 

これまでヨーロッパ中心だった私達の旅行を、一気に海系リゾートに変えた張本人。
雨期の終わり頃で曇った日が多かったんですが、夢のように美しい砂浜と海と、それに花々に溢れた島!もう一度行って見たい気もしますが、「もしガッカリしたら」と思うと、怖くて行けないほど素晴らしかったです。(何年か後に行ってみようと言う話もしていますが)
部屋数も程々で、ゲスト全員と顔見知りになってしまいます。

また今でもはっきり覚えているのは、夜中に到着してスピード・ボートで島に向かう時に、ふと見上げた夜空の星の数です!夜空中、星だらけじゃないですか!星ってこんなに沢山あったんだ!もうビックリして、首が痛くなるほど夜空を見上げてました。
でもスピード・ボートが5〜6人しか乗れない小さなボートで、明かりが遠くにポツポツ見える程度の暗闇を(星明かりはありましたが)ジャンプしながら結構なスピードで走るので、ちょっと不安でした。本当に方角が合ってるのかも少し心配でしたが、無事島に着きました。(当たり前か!)


レセプション棟

スノーケリングもここで初めて体験してハマッテしまいました。
何せ、水中めがねを付けてちょっと海の中に顔を入れると、すぐそこには美しい珊瑚が目の前に広がっていて、色とりどりの魚たちや、亀・鮫・エイやらが泳ぎまわり、魚たちとは目が合ってしまうのですから。


まだ珊瑚が元気だった頃です


黒っぽいのは小魚の群です

一周15分ほどの小さな島で部屋数も50程ですが、かえって初めての「モルディブ」がこの島で良かったと思いました。あまり小さ過ぎても落ち着かないし、大き過ぎても食事に行くのさえ大変だし。
4部屋の長屋以外は全て一戸建てのコテージで、部屋も広くアメニティーも十分。タオルもビーチ専用のものが玄関に有ります。


部屋の入り口

全ての部屋がビーチサイド(歩いて20歩)で、各部屋の前のビーチに部屋番号が書かれた専用椅子もあり、どこかの島のように早く行って椅子を確保するなんて事もありません。
また、ずーっと沖の方まで浅い砂州が延びている場所があって、海の上を歩いているような気持ちでした。
海の上で踊るカミさん

島をバックに踊るカミさんパート2

食事は美味しいですが、ちょっと単調で最終日近くには少し飽きてしまいました。(ちなみにさとみは平気でしたけど)。アラカルト・レストランもあり1回ステーキを食べてみましたが、あまりお勧めしません。

スタッフも素朴な人が多くて好感が持てました。

また、バーに週に何回か生バンドが入るんですが、意外と(失礼)上手です。10年ほど前の日本のディスコの様な雰囲気で結構盛り上がってました。(ただ静かに過ごしたい人には少し辛いかな?)実は、滞在中2度もバンドに加えてもらってセッションをしました。楽しかったです。


現地バンドとセッション

一回、無料のナイト・フィッシングに参加しました。沖合に止めて釣るのですが、揺れが結構ひどくて、釣れはしましたが船酔いでかなり辛かったです。(ちなみにさとみはじめ他のゲストは全然平気でした)食事といい、船酔いといい、さとみのたくましさを痛感しました。あんたはスゴイ!(すごさは、次々回の「バニヤン・トゥリー」でも証明されますが)


楽園で絶好調のカミさん

僕たちも他のゲストが島を去るときに桟橋から手を振ったんですが、僕たちが帰るときも沢山の人が手を振ってくれて、思わず涙が出そうになってしまいました。(心底帰りたくないと、思いました)
皆、帰るときは肩が落ちていて寂しそうでした。まあ、それだけ居心地の良い島だという事ですね。

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